収益認識会計 ライセンス 収益認識会計基準シリーズ14回 個別の論点その5 今回は、収益認識会計基準の最終回として、「ライセンス契約」について解説しよう。ライセンス契約は、従来の実務においては、一般的な定めがなく、個々のライセンス契約の内容を勘案した会計処理が行われてきた。従来の実務と異なる処理となる場合について把握し、その処理方法を解説する。...
収益認識会計 工事契約 収益認識会計基準シリーズ13回 個別の論点その4 前回に引き続いて、「工事契約」にかかる収益認識会計基準の残りを解説し、その後「役務の提供」に関して、収益認識会計基準における処理方法等を解説していく。...
収益認識会計 工事契約 収益認識会計基準シリーズ12回 個別の論点その3 今回も引き続き「個別に整理が必要な事項(論点)」について解説する。企業が行う取引が「本人取引」か「代理人取引」かによって取り扱いがことなるので、取引の当事者の違いによる会計処理と税法上の取扱いから見ていくことにする。...
収益認識会計 取引の当事者 収益認識会計基準シリーズ11回 個別の論点その2 今回も引き続き「個別に整理が必要な事項(論点)」について解説する。企業が行う取引が「本人取引」か「代理人取引」かによって取り扱いがことなるので、取引の当事者の違いによる会計処理と税法上の取扱いから見ていくことにする。...
収益認識会計 ポイント 収益認識会計基準シリーズ10回 個別の論点その1 前回の続きで、ポイント制度に関する収益認識会計基準における取扱いについて解説する。今回は、ポイント制度の法人税法上の取扱いと、「他社のポイント制度」に絡む取扱いについて解説し、その後、「商品券」の取扱いについて見ていこうと思う。...
収益認識会計 履行義務 収益認識会計基準シリーズ9回 5つのステップ その8 前回に引き続き、収益の認識における「代替的な取り扱い」と法人税法上の取り扱いについて説明し、5つのステップに関する解説を終了する。以降、「ポイント制」や「商品券」、「買戻し契約」など、個別の経理を必要とする事項について、「個別の論点」として解説を加えていくこととする。...
収益認識会計 履行義務 収益認識会計基準シリーズ8回 5つのステップ その7 さて、収益認識会計基準5つのステップのうち、ステップ3「取引価格の算定」に係る変動対価の取り扱いと契約における重要な金融要素まで解説を進めたが、ステップ3でまだ説明すべき事項が若干残っているので、前回に引き続いて解説し、その後、ステップ4の「履行義務への取引価格の配分」に入っていこうと思う。...
収益認識会計 現金以外の対価 収益認識会計基準シリーズ7回 5つのステップ その6 さて、収益認識会計基準5つのステップのうち、ステップ3「取引価格の算定」に係る変動対価の取り扱いと契約における重要な金融要素まで解説を進めたが、ステップ3でまだ説明すべき事項が若干残っているので、前回に引き続いて解説し、その後、ステップ4の「履行義務への取引価格の配分」に入っていこうと思う。...
収益認識会計 変動対価 収益認識会計基準シリーズ6回 5つのステップ その5 今回は、前回途中で終わった解説の続きからはじめる。変動対価に係る法人税法上の取扱いの続きからじゃ。内容は変動対価の見積りが認められるための要件についてなので、第5回の(表5)を再掲して説明を続ける。...
収益認識会計 取引価格の算定 収益認識会計基準シリーズ5回 5つのステップ その4 今回は、5つのステップのステップ3「取引価格の算定」について解説する。この会計基準における取引価格とは、財またはサービスの顧客への移転と交換に企業が権利を得ると見込む対価の額(消費税や代理人取引における本人のための代金回収等を除く)と定められている。以下、詳しくみていこう。...
収益認識会計 変動対価履行義務の識別 収益認識会計基準シリーズ4回 5つのステップ その3 今回は、前回の「履行義務の識別」の続きから解説する。まず、「履行義務の識別」において問題となる、「本人」と「代理人」の区分について説明するが、履行義務の識別と本人・代理人区分といわれてもピンとこないのではないだろうか。...
収益認識会計 基準 収益認識会計基準シリーズ3回 5つのステップ その2 前回は、収益認識に係る5つのステップの概要と、第1ステップである「顧客との契約の識別」について解説した。今回は、「顧客との契約の識別」の続きと、第2ステップとなる「契約における履行義務の識別」について解説するが、最初に、第1ステップに関し、従来の日本における会計基準と収益認識会計基準の比較表を掲載しておくので...
収益認識会計 pickup概要適用要領 収益認識会計基準シリーズ2回 5つのステップ その1 収益認識会計基準の第2回目をはじめよう。収益認識会計基準では、収益を計上するために「5つのステップ」を踏むことが義務付けられており、わりと細かい検討が必要となる。このステップを踏むことで、収益上の「金額」と「時期」が決定されることになるため、5つのステップに当てはめてみて、従来の処理を見直す必要があるか否かも...
収益認識会計 pickup概要 収益認識会計基準シリーズ1回 従来の会計基準と新基準 租税特別措置法で時限的に特例が設けられていた制度で、期限が延長されるものもあるのじゃ。対象となるのは「少額減価償却資産」と「交際費」で、この二つの適用期限が延長されることは中小企業者にとってはありがたいことなのじゃ。...