今回は、前回の「履行義務の識別」の続きから解説する。まず、「履行義務の識別」において問題となる、「本人」と「代理人」の区分について説明するが、履行義務の識別と本人・代理人区分といわれてもピンとこないのではないだろうか。...
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前回は、収益認識に係る5つのステップの概要と、第1ステップである「顧客との契約の識別」について解説した。今回は、「顧客との契約の識別」の続きと、第2ステップとなる「契約における履行義務の識別」について解説するが、最初に、第1ステップに関し、従来の日本における会計基準と収益認識会計基準の比較表を掲載しておくので...
収益認識会計基準の第2回目をはじめよう。収益認識会計基準では、収益を計上するために「5つのステップ」を踏むことが義務付けられており、わりと細かい検討が必要となる。このステップを踏むことで、収益上の「金額」と「時期」が決定されることになるため、5つのステップに当てはめてみて、従来の処理を見直す必要があるか否かも...
租税特別措置法で時限的に特例が設けられていた制度で、期限が延長されるものもあるのじゃ。対象となるのは「少額減価償却資産」と「交際費」で、この二つの適用期限が延長されることは中小企業者にとってはありがたいことなのじゃ。...
租税特別措置法で時限的に特例が設けられていた制度で、期限が延長されるものもあるのじゃ。対象となるのは「少額減価償却資産」と「交際費」で、この二つの適用期限が延長されることは中小企業者にとってはありがたいことなのじゃ。この二つについては、他の解説シリーズでも何度か取り上げているので認知度は高いと思うが、制度の概...
今回は、創設制度である「5G導入促進税制」と、前回紹介したもの以外の制度見直しの内容について解説しよう。5Gは特定の事業者のみが注目する制度かもしれないが、将来思わぬ形で一般的な中小事業者にも影響を及ぼすかもしれない。したがって、いまは関係ないからと無視することなく、制度の概要は知っておくべきじゃと思う。...
さて、今回から2020年度税制改正における法人に係る各種制度の解説を進めていくことになる。本来は中小規模事業者向けの制度解説に絞るべきかもしれないが、国が日本の企業に対してどのようなスタンスで臨んでいるかを知っておくことも必要なので、大企業向けの制度も含めて解説することにした。...
・新しいシリーズ開始にあたって。 今回から、「2020年度税制改正解説シリーズ」として、法人関係の主な税制改正の内容を紹介しようと思う。毎年度、経済の状況等を踏まえた税政策が「税制改正法案」として年初の通常国会に提出され、法人税法や所得税法等各税法の一部を改正して、租税特別措置法として施行されている。...
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ラボン博士
税理士紹介ラボで税金についてのあれこれを執筆しておるラボン博士じゃ。税金についての分からないことや、税金のややこしいことなどを、なるべく分かりやすく説明しておるので、ぜひ読んでみて欲しい。
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