用語集Glossary

◆税金

税金とは、国家や地方自治体が徴収するお金のことで、国が主体の国税、地方自治体の地方税があります。国税は、所得税や法人税消費税、酒税、たばこ税などがあり、地方税には、住民税、事業税、固定資産税、自動車税などがあります。

◆税効果会計

企業会計と税務会計では、損益の認識時期の相違と処理方法の違いから、いくつかの会計上の差異が生じます。この差異を調整する方法が税効果会計です。そして、この差異を一時差異と永久差異に分け、一時差異は将来解消するものとして繰延税金資産と、繰延税金負債と言う勘定科目に計上して貸借対照表で記載し、財務情報として開示することになります。

◆税引前当期純利益

損益計算書の表示項目の一つ。損益計算書では、区分ごとに下記の5段階の利益計算が示されます。

売上総利益 売上高から対応する仕入等の原価を差引いて計算し、粗利(あらり)とも呼ばれます。
営業利益 売上総利益から販売費および一般管理費を差引いて計算します。人件費や交際費、減価償却費などを引いて求める利益です。
経常利益 営業利益に、営業外の損益を加減算して求めます。会社の業績を判断するバロメーターとして位置づけられてきました。
税引前当期純利益 経常利益に特別利益と特別損失を加減算して求める最終的な利益です。
当期純利益 税引前当期純利益から法人税・住民税を差引いて求めます。税金を引いた正味の利益で、配当や内部留保の原資となります。

◆生前贈与

生前贈与とは、被相続人が生存している間に、自身の意思で相続人等に財産分け与えることをいいます。贈与税には基礎控除があることや、相続財産を現象することができるので、相続税対策の一つとして利用されています。

◆税務調査

税務調査とは、国税局や管轄する税務署が、納税者の申告内容が正しいかどうかを帳簿などでチェックするために行う調査のこと。

◆生命保険料控除

生命保険料控除とは、契約している生命保険や生命共済などの支払金額によって、所得税の申告のときに、所得金額から控除できるものです。

◆節税

節税とは、支払う税金の金額を法の想定する範囲内で減少させることをいい、控除制度や免税制度などで税負担を減らすことを言います。ただし、認められていない節税を行うのは違反になり、節税ではなく脱税ということになってしまうこともあるので、注意が必要です。

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